モルグ街の殺人
The Murders in the Rue Morgue
エドガー・アラン・ポー
◆ 事件
パリのモルグ街の四階の一室で母娘が惨殺される。娘は煙突に逆さに押し込まれ、母は中庭で喉を切られていた。部屋は内側から施錠され、駆けつけた住人たちは犯人らしき者の奇妙な「声」を聞いていた。素人探偵デュパンが新聞記事と現場観察から推理を始める。
◆ 謎
完全に施錠された部屋から犯人はどう逃げたのかというハウダニット。目撃者の誰もが「外国語のようだが何語か分からない」と証言する謎の声の正体、人間離れした怪力と残虐さ、金品がほぼ手つかずという動機の不可解さが絡み合う。